島の好きなところと不便なところ

先日、地域おこし協力隊の業務で壱岐高校の三年生に向けた社会人講話の講師としてお招きいただき、協力隊同期の高田さんと2人でお話しをさせていただきました。 わたしが大阪、高田さんが東京出身ということで、 都市部から来た私たちから見た「壱岐の好きなところと不便なところ」 のテーマを中心に進めました。

まず、壱岐の「好きなところ」

【都市部が近い 福岡県から高速船で65分と、抜群のアクセスの良さ】

ちょこっと日帰りで買い物に出かけられる距離です。7時発のフェリーに乗ると、9時20分には博多港に到着。 博多港から福岡空港まではバスと地下鉄で35分ほど。 福岡空港から羽田まで約90分なので、 お昼過ぎには東京まで行けます。

 

【静かで自然豊かな環境 】

自然が豊かで空気がきれいです。夜も星を鮮明に見ることが出来ます。町から数メートル離れるだけで、夜道を歩くのには懐中電灯がいります。もちろん島の海や空はとてもきれいです。

【家を出てすぐに遊べる 玄関開けたらすぐに外!

大阪では400戸ほどが入ったマンションに住んでおり、 家から外に出るまでに5~10分はかかるという感じでした。子供1人で外に行かせるのはもちろん無理で、マンションの中でさえ子供1人にすると迷子になってしまうほどでしたが、今は玄関開ければすぐに遊び場が広がっていて、「どうぞ、ご自由にお遊びください!」という状態。公園に行けなくても、毎日外で遊んでいます。これがありがたい環境だなんて、ここで育った人は 当たり前すぎて気が付きません!!

 

【魚が安い、野菜も安い】

スーパーで買い物をするときに魚、野菜類が安いです。 特にお刺身は大阪のスーパーで買う時の倍くらいの量が入っていて、 しかも新鮮でおいしい!!大阪では月に1.2回だったお刺身が、週に1.2回 食卓にあがります。

また、髙田さんは近所の人から、旬の魚や野菜の差し入れをもらうことが多いそうです。

歩いているだけで魚がもらえるという漁師町のイメージを まさに体感していてうらやましいです!!

【食べ物がおいしい】

安いだけではなく、新鮮でおいしい!! 魚やお野菜などが新鮮でおいしいのは当たり前、 壱岐島には「壱岐牛」という美味しいお肉もあります。そしてお米もおいしいです。 稲刈りの時期になると、掛け干ししている田んぼをよく見ます。 機械を使っての乾燥ではなくて、 日光や風を浴びて乾燥したお米は格別です。

そしてそして、忘れてはいけないのが麦焼酎!! その昔、大陸から蒸留技術が伝わり、壱岐島は麦焼酎発祥の地となっています。 麦の香ばしい香りと麹の天然の甘みが絡み合う、唯一無二の味わいです。ほとんど焼酎を飲んだことがなかった、わたしも 徐々に焼酎の味を覚えてきました。 食べすぎ、飲みすぎに注意です。移住者は食べ物がおいしすぎて大体太るらしいです。

【友達や知り合いが増えやすい】

何となく閉鎖的なイメージで、外から入ってたよそ者には警戒して 仲良くしてもらえるのには時間が必要なのかと思っていました。 しかし、思ったより島外から引っ越してきた人に対して ウエルカムです。大阪弁を話すわたしに「関西出身ですか?」と聞いて 興味を持って話しかけてきてくれることも多くあります。 そして、話していると知り合いの知り合いだったり、 普段利用するお店で働いていたりと、何らかの繋がり があることも多く、打ち解けやすいです。

 

次に壱岐の「不便なところ」

【虫がいる】

住む前に帰省で壱岐に来ていた時には、ゴキブリ1匹みつけるだけで悲鳴をあげていたわたしでしたが、もはや特に悪いことをしないのでゴキブリとは友達になりつつあります。だけどムカデは、アカン!!ムカデは毒を持っているので、咬まれた周囲で強い炎症や浮腫を起こすことがあります。 ちなみにわたしは寝ているときに背中をムカデに咬まれ、痛くて飛び起きました。結果、そこまで腫れはひどくならなかったのですが、ムカデに強いわたしは「ひらくち=マムシ」と言われる蛇の毒に弱いらしいので、気を付けるように言われました。

【離島料金が大きくかかる(届かない) 】

テレビの通販やネットショッピングで離島エリアへ配送する場合、送料の他に別途下記の「離島中継手数料」がかかります という文章なんて、今まで気にすることがありませんでした。 注文後、メールで+1000円の送料がかかると連絡が入るなんてこともしばしば。 この場合、安いのを探してようやく購入の決意をしたのに、一から検討し直しです。

【大型衣料品店がない】

買い物の点でいうと、個人商店が多く、大型衣料品店がないのは困ります。 大阪では自転車で1分のところにユニクロがあったので、 週1で行っていたといっても過言ではないかもしれません。 元々ネットで洋服を買う習慣がなかったので、 どうしようかなと思っていました。しかし実際は特に困ることなく、あるもので何とかやりくり出来ています。

【自家用車以外の交通が不便】

自転車に乗っている人や歩いている人はほとんど見かけません。 歩いていると言えば、学生や地図を持った観光客くらいで、 どこに行くにも車。徒歩5分でも、車を選びます。バスも走っていますが、本数が少ないです。

【「壱岐」を知らない人が多い】

壱岐島出身の人と結婚する、壱岐島に引っ越すと言う度に、 「壱岐島ってどこ?」って質問がセットになってきます。 事実、わたしも夫が出身は壱岐島って言った時にも 恥ずかしながら知りませんでした。

高校生の方々には、場所や人口、有名な観光地などを聞かれるので、説明できるように用意していった方が良い とアドバイスをさせていただきました。

 

こんな風に島について良いところと不便なことをリストで出すことで、自分の壱岐の生活について考えるきっかけになりました。

移住前と違いはあるものの、不便なところも楽しみながら生活しています。移住してから、約1年が経ちますが、ガラっと変わった生活にも馴染めるもんだなと自身や家族の順応力に驚きつつ、毎日過ごしています。

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AUTHOR

たぐっちゃん

Yuka Taguchi

大阪生まれ大阪育ち、3人の子どもの母です!! 夫が長崎県壱岐島出身者。 2020年に家族で壱岐島に移住。 壱岐島は長崎県で、しかも離島ですが、福岡まで高速船で65分という抜群の地の利の良さが魅力。 大阪生まれ大阪育ち、3人の子どもの母です!! 夫が長崎県壱岐島出身者。 2020年に家族で壱岐島に移住。 壱岐島は長崎県で、しかも離島ですが、福岡まで高速船で65分という抜群の地の利の良さが魅力。 壱岐市の地域おこし協力隊 観光課所属 壱岐市観光連盟配属 観光スポットの特集記事を書いたり、SNSの運営などを担当しています。

島結人shimayuijin

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