【Report】リトウ部主催イベントにスペシャルサポーターとして参加して来ました!

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こんにちは!
代表の今井です。

先日、リトウ部主催イベント「アイデアソン&懇親会「リトウの旅館が面白く生き残るには?〜なかむら旅館編〜」にて、スペシャルサポーターとしてお呼ばれし、一緒に参加してきました!

 

*リトウ部とは?

6582もの島がある日本。本州、九州、四国、北海道なども世界から見たら大きな島の1つです。その中でも魅力ある’離島’をテーマにコーヒーやお酒片手に緩く集う「リトウ部」。
https://www.facebook.com/bukatsudoritobu/

 

リトウ部代表のテツさん。 茨城移住計画としてもお世話になっています!

 

ゆるくわいわい始まる。

 

今回のイベントは、昨年も行われ、今回は2回目。
島根県隠岐の島の海士町にて旅館を営むなかむら夫妻が横浜まできてくれ、この旅館の未来を一緒に考えよう!という企画。

前半後半に分かれて行われた今回。
前半は、グループに分かれて、お題に対してアイディアソン*の形で意見を出し合います。

 

アイディアソンとは?

「アイディア」と「マラソン」を合わせた造語。ある特定のテーマについて多様性のあるメンバーが集まり、対話を通じて、新たなアイデア創出やアクションプラン、ビジネスモデルの構築などを短期間で行うイベントのこと。

 

「自分がなかむら旅館を経営/運営するとしたらどうするか?」

今のままでも十分魅力のあるこの旅館がさらに魅力的になるには?

そんなアイディアを出し合いました。

 

*なかむら旅館とは?

「お泊り処 なかむら」。
島根県隠岐の島郡海士町にある旅館。併設する居酒屋「紺屋」もある。
主人の中村徹也さんは4代目。ミュージシャンを目指して島を出たあと、Uターンして家業の宿を継ぐ。音楽イベントは定期的に開催。ファンクラブやAMAFESの企画開催など、海士町のアート&カルチャーを盛り上げている。
https://www.nakamura-ryokan.com/

 

 

店主の徹也さん。歯にもの着せぬストレートな性格が憎めない。

 

女将のミカさんは、お茶目とパリッとした雰囲気両方を兼ね備えた素敵な女性。

 

各グループにはスペシャルなモデレーターつき。

各グループにはスペシャルゲスト兼モデレーターとして、

英治出版代表で、正に海士町に移住してしまった原田英治さん、

島に関わる人ならご存知、離島経済新聞代表理事の大久保昌宏さん、

スペシャルサポーターとして、恐れ多いながら私も一緒にアイディアを出し合いました。

 

英治出版代表の原田英治さんは、海士町が好きすぎて移住。

 

離島経済新聞事務局長の大久保さんの分析がひかる。

 

こちら私です。できるだけ暮らしの目線で語れるよう心がけました。

 

「もう、なかむら夫妻を疲れさせない」が合言葉に。

私のチームには、今正に海士高校にお子様を通わせている親御さんが2名、企画力のある女性が1名、そしてなんと海士町のお隣、島後にオープンした古民家ゲストハウス「KUSUBURUHOUSE」オーナーが参加。

実体験に基づく濃厚なトークが繰り広げられました。

その中で、みんなの共通の言葉として出てきたのは
「もう、なかむら夫婦を疲れさせない」
ということ。

なかむら旅館は、最早夫婦二人だけのものではなく、既に島やファンや常連の皆さんの大切な拠り所であり、ここが玄関口となって海士町へ旅人は誘われていきます。
そんな旅人たちが求めるのは、何か新しい企画や観光よりも、”海士の人にもっと近づきたい”ということ。

ならば、いっそなかむら旅館という場所とこのご夫婦の仕事を体験できること自体をコンテンツ化してしまえないかという話に。
島には娯楽らしい娯楽もそこまでなく、島からなかなか外に出ていけるわけでもないので、ならばいっそ旅人が外のものを持ってきて一緒に楽しめたり、なんならば場所を使わせてもらってスナックをやっては、自分のホームの味を海士町にも楽しんでもらったり。
そうすれば、利用者だけでなく、島の人にも楽しみを提供できるのではないかと。

そんな意見も出ました。

しかし、なんたって終始笑いが絶えないうちのチーム。

初めて会ったとは思えないけど、「海士町」というキーワードが、こうやってご縁を運んでくれました。

 

 

その後出たのは、「海士高校に子供を通わせている親御さんの保護者面談旅が孤独問題」

旅費の関係でご夫婦でなかなか来れず、旅館に一人。
島との接点もそこまでないから、いつも孤独な旅になってしまうという新しい課題が。

それならば、こうやってヨソモノがなかむら旅館でイベントをやって、そこを起点にいろんな人と繋がっていけるというのもいいのでは?

そんな話が展開されました。

発表しあってみると、他のチームも「なかむら夫妻にもう無理させない」指針が一緒。
それもこれも、彼らの愛されキャラクターとオープンなスタイルがあるからこその愛情なんだなとひしひし感じました。

 

好きだからこそ、妥協しない。これぞ、真のファン。

 

カニ三昧の懇親会でも、白熱トーク。

後半は、なんと中村夫婦お手製のお食事とともに、カニ三昧の懇親会。

隠岐牛もてんこ盛り。

贅沢にもほどがある、カニ味噌食べ放題の上に、漬けイカのお茶漬け。

そして、日本酒まで。ゴージャスすぎる。最高。

 

 

前半でたくさん頭を使ったので、みんなお腹ペコペコ。

カニを囲むとなぜか人は黙ってしまいますよね。黙々とカニを食べつつ、気づけばまた飛び交う熱いトーク。

海士町、そしてなかむら旅館への皆さんの愛を感じさせてくれました。

また、海士町だけでなく、他の島の暮らしや、島に関わる活動をされている方々など、実は参加者も色とりどりで、気づけばカニをほったらかしてまでわいわいと楽しい時間に。

良い時間はあっという間にすぎてしまうもので、閉館間際にまたみんなで焦ってカニを食べたのも、良い思い出です。

 

みんな島に関わってる。だから話せる面白トークだらけ。

 

海士町というブランドは一度おいてもいい。

その人を想いたいから。

 

今回のイベントで面白かったのは、どのグループからも一回も「海士町だからこそ」というような島ブランド先行の話がなかったということ。

もちろん海士町は素晴らしい場所。

でもなかむら旅館良さによって、むしろ海士町のより良さが増しているということが、満場一致で皆が思うことでした。

冬には欠航も多いので、時にはなかなか到達できないこの島に、なんども訪れようと試みてくれる人がいる。それは、なかむら旅館のように、また来たくなる、帰りたくなる場所があるから。

もちろん彼らがライブやイベントをやっていたり、海士町を案内してくれるからということもあるかもしれないし、青い海、素敵な自然がその要素にもなっているとも思う。

 

でも、人がここに帰りたくなる理由は、本当にそれだけだろうか?

今回イベントで一緒にいて語り合ってわかったのは、このご夫婦の着飾らない性格と、少しロックな気質。だけど、作る味に見え隠れする深い愛情。

これが結局”するめ”みたいに、何度行っても味わい深くって、みんな来てしまう。

行きたい!と思っていくというより、なんだか気づいたら行ってしまってる。

それが、なかむら旅館なのだなと。

まさに、”棲みついて”しまう。そこには、決して最高のサービスや、作り込まれすぎたサービスや制度以上に、思わず”好き”になってしまう人の味わい深さというのが、大事。

 

それを改めて思い返させてくれた、良い機会でした。

 

誘ってくださったリトウ部のお二人、ありがとうございました!

 

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photo by Yudai Sasaki

VENUE:BUKATSUDO

Special Thanks:

リトウ部英治出版離島経済新聞

 

モノコトヒトを”つなぐひと”。国内外を駆け回るフリーのクリエイティブディレクター。離島移住計画言い出しっぺ。青山学院大学大学院在学中より様々な業界の経験を重ねる。全ての垣根を超え、多角的に物事を捉え、既存概念にとらわれない「水の人」。離島をはじめとした日本各地、世界25カ国訪問。オーストラリア留学も経験。多様な文化に触れる中で、「島で育つ」ことの可能性に惹かれ、移住を試みるも、情報の薄さ・サポートの少なさなどを経験し、旗印が必要だと身を以て感じ、離島移住計画を発起。最近竹島に移住。