離島移住計画の平成。離島移住計画の令和。

ReportTomomi Imai活動報告

こんにちは!
代表の今井です。

2018年1月に始めた離島移住計画も、気づけば1年、、、というか1年半経ちました。w

私自身が離島への移住を計画しているからこそ、学ぶというスタンスで始めたこのチームは、事務局長の幸さんをはじめ、離島アドバイザーでweb担当の晋作くん、リトウ部のイベントでスカウトした雄大と4名のスタッフを中心に、

・島を結う人=島結人
・#shimadaysとして島の日常を離島移住計画公式instagramにて日々アップしてくれている島のみなさん
・shimakaigiで一緒に島について語ったみなさん
・島に行くことをはじめたshimanagashiに一緒に行ってくれた皆さんや受け入れてくれたみなさん
・スナック島語りでオンラインで一緒に飲んでくれたみなさん
・島を語らナイトに参加してくれた島のみなさんや島が好きなみなさん

などなど、1年とは思えないほど島に関わるたくさんの方々に出会うことができた1年でした。
文字通りつなぐことができたこともあれば、まだきっかけに過ぎていないことなど、その濃度は様々ですが、まだまだ横につながりきっていない島をつなぎ、1つの島だけではなく、みんなで連携して島を知りたい・行きたい・棲みつきたい方々を受け止める仲間づくりという1年目の目標は、予想をはるかに超えた形で達成できた。
そんな1年目でした。

私たちが“旗印”としての役割を果たしたいとはじめてからわかったことは、「土壌ができていない」ことでした。1年目にTry&Errorで色々行って来たのは、この土壌理解と土壌のならしという意味合いが大きかったと思います。

どんな物事も、始めてすぐ達成できる訳ではありません。畑作業のように、段階を飛ばさず、コツコツと積み重ねて行く。大げさかもしれませんが、暮らしや文化、人生に至っても、これって案外大事で。
移住一つとっても、言葉は簡単なのに、この周辺にあるモノゴトはとても多様であり、自分という存在との対面や、生きる場所として選ぶフィールドとその地とセッションして行く自分という暮らし。

これらは誰かの想像の中で簡単には捉えられることではまあなくて、手間のかかることでもあるけれど、とても大事な時間であると、1年活動してみてより感じています。

「生きたい人が、生きたい場所で、生きるための旗印」

全国の移住計画の仲間たちが大切にしているこの想いを受けて始めた離島移住計画であることは、2年目以降もかわりません。1年目に築けた小さく尊い土台をしっかり足の裏で感じて、2年目からはより島に暮らしたい・関わりたい・島と共に生きたい人たちにとってどんなことができるかを深めて行くような連携と活動を心がけて参ります。

2018年から2019年へ。

1年目にどんなことをし、2年目どんなことをして行くか。
ここに簡単に活動報告をまとめます。

 

[1年目の総括(2019年5月までを含む)]

1)活動報告

2018年1月21日    発足
2018年2月9日      イベント登壇 出張リトウ部@ours・大崎
2018年2月22日     イベント主催 島を語らナイト vol.1@dots shibuya・渋谷
2018年3月10日     イベント主催 スナック島語り〜鹿児島・喜界島〜@TiNiES・西日暮里
2018年4月27日     イベント主催 離島移住計画立ち上げ@離島キッチン日本橋店
2018年4月29日     イベント主催 スナック島語り〜鹿児島・竹島〜@TiNiES・西日暮里
2018年5月23日    イベント主催 オンライン島語り[島根県・隠岐の島 / 長崎県・五島列島福江島]
2018年6月15日     イベント主催 オンライン島語り〜島のおつまみ〜[島根県・隠岐の島 / 鹿児島県・沖永良部島 / 東京都・神津島]
2018年6月15日    イベント主催 オンライン島語り〜島の夏祭り〜 [東京都・新島 / 鹿児島県・屋久島 / 鹿児島県・奄美大島]
2018年6月21日     イベント主催 島祭創らナイト@しごとバー・清澄白河
2018年8月31日     イベント主催 オンライン島語り〜島の夕陽〜[沖永良部島、神津島、種子島、奄美大島、隠岐諸島(隠岐の島・知夫里島・中ノ島)、屋久島、佐木島、喜界島、佐渡島、粟島、佐島、三宅島、久米島、九島、石垣島、壱岐島、三島村竹島、長島、トカラ列島中之島]
2018年10月12日    イベント主催 オンライン島語り〜オンラインビレッジ〜[沖縄県・石垣島]
2018年10月25日    イベント主催 shimakaigi_vol_.1@離島キッチン日本橋店
2018年11月17日    イベント参加 リトウ部主催 メンター・レポート・サポート@BUKATSUDO
2018年11月18日    取材企画   「Youは何しにアイランダーへ?」@アイランダー2018
2018年11月24日-26日 第1回離島移住計画合宿及びshimanagashi pre vol.1@長崎県新上五島町中通島 開催
2018年12月5日    イベント登壇 多拠点ローカルプレイヤーが語る地域との関係性と役割「旅と仕事」@Tips虎ノ門(https://tips.smrj.go.jp/events/20181205takyotentabi/)
2019年1月12日-14日 イベント主催 shimanagashi pre vol.2@大分県佐伯市屋形島 開催
2019年2月15日    イベント主催 オンライン島語り〜移住島生活のお話〜島根県・隠岐の島 /兵庫県・家島
2019年3月20日-22日 イベント主催 shimanagashi pre vol.3@鹿児島県長島 開催
2019年3月25日-28日 イベント主催 shimanagashi special @鹿児島県三島村硫黄島 開催
2019年5月14日    イベント主催 shimanagashiをはじめナイト@cafe & Hall ours]

■1年目に行った企画について

[島結人]

島を結う人。名付けて“島結人(shimayui jin)”
島の人、島に関わる仕事の人、島が好きな人、島にルーツがある人などを中心に、島と人を多様につなぐ新しい肩書き。もし島に移住しても、島結人としての仕事を通して暮らしてもいけますように。そんな想いも含めて、仕事づくり・人材発掘/育成を見据えたもの。

1年目は、その発掘をコツコツとやってまいりました。
2年目もより一層素敵な島結人を発掘し、人で島を知ってもらえるよう活動してまいります。自他推薦随時受付中です。詳しくはスタッフまで。

①島結人 ホスト
島で人を迎え入れてくれる窓口役。shimangashiで島に着いたら出迎えてくれます。
その島に訪れたときに、ぜひ会って欲しい人。
会いたい人がいるからこそ、また島に行きたくなるように。

 

②島結人 コーディネーター
島への案内人。shimanagashiでの行程管理や島結人ホストとの調整役。
コンシェルジュ的な立場。伴走者。現時点では離島移住計画スタッフがメインとなっています。

③島結人 アンバサダー
離島移住計画の志に賛同してくれた仲間。
一緒に島と人を結っていってくれるメンバー。

[知るのデザイン]

①スナック島語り
目的・コンセプト:スナックのように知らない方同士でも気軽に島や人と出会える空間づくり。
やったこと:島の食材を楽しみながら、その島を語る。オンラインで島とつながり、島と島同士も話せる。

②島を語らナイト
目的・コンセプト:島の話を聞ける場所やきっかけを届け、島に興味のある方と出会える場所。
やったこと:数十名程度の規模のイベントで、東京会場と島をオンラインでつなぎ、語り合い。

shimakaigi
目的・コンセプト:島関連で活動している方同士の紹介とお互いの活動で協力出来る点を話し合う。
やったこと:島関連の店舗で東京のメンバーで話し合い、オンラインで島の方と意見交換。

shimayui TV
目的・コンセプト:島と人を結う企画を映像でお届け。
やったこと:アイランダー2018で20島へインタビュー。

▼インタビューの様子はこちらから(YouTube動画・文字起こしレポート共にあります)
https://rito-ijyu.jp/shimayui-tv/

[行くのデザイン]

shimanagashi
目的・コンセプト:一緒に流れてみない?会いたい人に会いに行く旅
やったこと:島結人を通じて、プレとして全4島へ実際に行った。各島で行ったことは様々。レポートをぜひご覧ください。
▼レポートはこちら
https://rito-ijyu.jp/shimanagashi/

⑥shimadays
目的・コンセプト:島に住んでいる方のなんでもない日常の風景を知っていただく。
         同じ季節でも島同士の違いから、新しい発見を。
やったこと:全国の島に住んでいる方からの「離島移住計画Instagram」への写真投稿。

▼アカウントはこちら
https://www.instagram.com/ritoijyukeikaku/



[棲み着くのデザイン]

⑦オンラインビレッジ
coming soon…
ローンチしたけれど今後の使い方要検討。

2)1年目の感想

[今井]
自分が離島に移住したくて、それを一緒に楽しみながら学びあいたいと思い結成した離島移住計画。
「移住」を考えると、結果的に「自分らしく生きるとは」を考えることになる。
移住計画が旗印である所以は、この時間を焦らず一緒に伴走できるか。ここにあります。
同時に、フィールド側の課題も一緒に伴走する。これが課題だということがわかってきました。
移住促進や制度の紹介、いいとこばかりのキャンペーンだけではそのハードルは未だ高く、加えて多様性が広がる現代の生き方と、フィールドとなる島の生き方との接続や、そもそも島同士の連携問題など、移住の手前には様々な課題があることが、活動してみてわかりました。
その中で1年目の私たちができると思ったのは、「つなぐこと」。
ただ繋がりを作るだけでなく、そのシナプスをつなぎ合わせて、できる限り仲間へと昇華することで、移住だけに限らず島同士やこれから仲間になる人たちも同じ地球人として手を取り合っていける土壌を小さくてもいいから作る。
結果的に、好きな仲間がいるところは、お金をかけて広報をしなくたって、魅力的に感じるから、気づけば棲み着いてくれる。そんなことを目指して土壌理解を進めた1年となりました。
2年目以降は、この土壌にどんな種をまけるか。より暮らしにフォーカスし、各人の特徴を生かした緩やかな暖簾分けをおこなっていくことで、各々らしい旗印を展開していけたらと考えています。

[幸]
いろんな出会いがとにかく広がった1年でした。初めて知ることや学ばせていただいたことが沢山あり、今後の活動への課題が多く生まれました。
少しずつ、丁寧に、自分自身が向き合える範囲から始めること。それぞれの環境や立場、想いがある中で、ご協力してくださった皆さんがいたから、実現できたことに感謝の想いとそれに応えようという決意があります。
住んでいる場所が違うだけで「人と人」としての関わり合いを大切に、同じ時間を共に過ごすことは、本当に尊いものです。みんなで笑い合えるきっかけを届けていきたいと考えてます。

[山崎]
新しい出会い、新しい体験に恵まれた1年でした。
そして、制度や環境よりも「人と人のつながり」が大事だと、活動を通じて実感できました。
また、島の住む人と、島に関わる人との意識の違いも感じました。
そういった違い以外にも知識ではなく、実際に活動したからこそ分かったことがたくさんありました。
濃い1年で、なんだかあっという間に過ぎたなぁ。
これからも「島」をきっかけにいろんな人と出会っていきたいです。

[佐々木]
まず率直な感想として、離島移住計画としても個人としても激動の一年間でした。
もともと離島好きではあったものの、離島移住計画に入るまでは「移住」という文字が自分の頭にありませんでした。
離島移住計画に入って、いろんな人と会ってお話ししたり、離島に改めて行ってみて、感じたもの、向かい合わなければいけないものが全然違うと感じ、自分に何ができるだろうと若干焦りも感じでいました。
焦りを感じつつも、他のメンバーも述べているようにまず自分自身と向き合わなければと思うようになり、自分自身の仕事も生活スタイルも大きく変化しました。ここまで変化することができたのも、メンバーを始め、いろんな方々と出会えたからだと思っています。この場を借りて感謝します。本当にありがとうございました。
「人」を軸に、こうなればいいな。こうしたいなという大きな夢はあります。ですが、まずは自分自身から。そこから自分の周りの人へ。そしてもっと広げて多くの人へ。離島の魅力はもちろんのこと、価値観の押し付けではない「自分らしく生きる」ってどういうことだろうと考え直すきっかけを提供できたらと思っています。

[2年目について]

1.体制について

■スタッフと島結人について・役割分担について
2年目以降は、離島移住計画コアスタッフに加え、随時メンバーを拡大・暖簾分け制度を導入し、各々の個性に合わせた島結活動を行なっていきます。
離島アドバイザーの山﨑晋作は現在住んでいる三島村での活動に注力するため、コアスタッフから島結人ホストという立場で関わっていくことになりました。shimanagashiで流れてくるみなさんを三島村でお待ちしております。

2.今後の活動について

①くらしまカフェ、オープンします。

1年半の活動を経て、様々な学びとご意見を受けて、「じっくり話せる場所」をついに実現します。
毎月第3土曜終日、離島キッチン日本橋店をお借りし、島と暮らしについて自由に相談できるカフェを定期的にオープンします。
このカフェには、離島移住計画スタッフをはじめ、島結人たちが中心となって暮らしの相談窓口を行っていく予定です。
初回は夏ごろ開催予定。
移住相談はもちろん、しおかぜ留学生や、多拠点、お試し移住、島の子育て、島の仕事など、島と暮らしに関わる相談を幅広くお受けし、つなぐべきところへおつなぎしていきたいと考えています。
どんな些細なことでも気軽に相談できる場所を、離島キッチンをお借りして展開していきます。

②shimayui事業・離島移住計画事業として連携していきます。

これまで、shimayui LLC.が運営母体となり、離島移住計画を運営してきましたが、1年目の活動を受け、スピード感や内容などを精査し、より幅広くより意味のある活動を行なって行くために、事業として並列化して行くことになりました。
これに伴い、2年目以降は運営会社をshimayui LLC.から、2019年7月より社名をsnufkiins LLC.と改めて参ります。

離島移住計画は変わらず任意団体として、暖簾分けしやすい形にし、離島へ誘うお手伝いとひとつなぎを行なって参りますので、1年目同様、生きたい人が生きたいところで生きるための旗印として、伴走して参ります。

shimayui LLC.は、改めてshimayui PJとして事業化し、離島と暮らしに関わるマーケティングやリサーチ、企画運営、メディア制作、デザイン編集業務など、離島暮らしがよりよくなるためのバックヤード的活動を行なって参ります。

1年目の活動を通して、島と暮らしを考えた時、事業同士の連携が大切であると考え、この体制へとシフトチェンジさせていただきました。

2年目以降こそ、島に関わる様々な方々と連携をしていくことで、より広く・深く人の暮らしと島が結びついていくように、またそんなフィールドである島を一緒に良くしていくお手伝いができたらと考えています。

ということで、最後少し硬めの報告となりましたが、1年間の活動報告と今後の流れをご報告させていただきました。1年にしちゃようやったなと、自分たちで自分たちを褒めていますが、2年目こそより旗印として島で住むことで豊かな人生となる人を誘っていきたいと思います。

生きたい人が、生きたいところで、生きたいように生きるための旗印へ。