お久しぶりです。
1回目のコラムからかなーーーり期間が空いてしまってすみません🙇
てげてげ(だいたい)でお送りさせて頂こうと思います。

世間は新型コロナウイルス感染症の蔓延で、緊迫した日々か続いておりますね。
自粛ムードでストレスを感じている方も多くおられると思います。
気持ちが晴れる様な島の写真や移住エピソードをお伝えできれば嬉しいのですが、
今回は2回目にも関わらず、お願い事のコラムを書かせていただこうと思います。
(もう色んな所で言われている事なので書こうか迷いましたが…)
前回のコラムでも言いましたが、このコラムを見てくださっている方々は少なからず『離島』に興味がある方々だと思います。
ですから、そんな皆様にお願いがあります。
今は『離島』へ行かないでください!!
緊急事態宣言が出た今でも、『コロナ疎開』と言って『離島』へ旅行へ行かれている方がまだまだ散見されています。
徳之島みたいな離島の離島でもちらほら見かけます。
石垣島や宮古島などの友人・知人から連絡がありましたが、沖縄県は本当に大変な状況みたいです。
読んでくださっている皆様は違うかも知れないですが、周りの友人が離島に行こうとしていたら止めてください。
何者でもない私がお願いするのもお門違いかも知れませんが…
とにかく、離島には医療資源が不足しています。
・医師、看護師など医療従事者
・マスクや防護服などの物資
・人工呼吸器などの高度な医療機器
などが都会と比べると圧倒的に足りていません。
都市部での医療崩壊が叫ばれていますが、
そんな医療的に脆弱な島で新型コロナウイルス感染症が広まってしまえば、医療はすぐに破綻してしまいます。
また、物資の輸送を担う飛行機や船で感染者が出れば、島への船が止まる恐れもあります。そうなると、島に生活物資が入ってこなくなってしまいます。
そうでなくても、常日頃から物流の乏しい島です。
マスクもありません。
自分は大丈夫だからといって、軽はずみな行動が『島の誰かの命を脅かす』ことに繋がってしまうかもしれません。
島が好きで来るのにそうなってしまったら本当に悲しいですよね。
今言ったことは、徳之島に限ったことではないと思います。
私は50島程の離島を巡って医療機関なども見せて頂きましたが、どこの島も医療資源が不足している状況には変わりないと思います。
なので、改めてお願いします。
新型コロナウイルス感染症が収束するまで『離島』へ来るのを止めてください。
観光産業は大打撃ですが、
島に来てお金を落とす事だけが支援ではありません。
島に来なくても通販などオンラインでも島を支援できる方法もあります。
偉そうにつらつらと書いてしまいましたが、
皆様が大好きな離島へ1日でも早く行けることを願っております😊
皆様も大好きな離島が平和である事を願ってくだされば幸いです。
今は、各々ができる支援をしていきましょう。
島からの声が多くの人に届くと嬉しいです。
次回は、移住エピソードをお届けできるようにします。
最後に島ののんびり素敵な風景をどうぞ🏝



作業療法士をしながら「離島に医療・福祉職を呼ぶ人」として活動中。
20代前半に宮古島を訪れた事をきっかけに島の『人』、『文化』、『自然』に魅了され島暮らしに憧れる。
その後、大阪で働きつつ島巡りをし、移住のチャンスを伺うも持ち前の優柔不断を存分に発揮し30代へ突入(笑)
西日本〜琉球諸島の有人離島を50島程巡り、島の生活に溶け込み、人と出会い、文化、仕事、医療を学び、この度2020年3月〜夫婦で徳之島へ移住。
また、離島を巡る中で各島の共通の課題として医療福祉職の不足を目の当たりにする。
福祉医療の人材を呼ぶ為、“離島移住コーディネーター”を名乗り、 「移住ではなく引っ越しという概念」を元に医療福祉職の移住相談を行っている。
作業療法士としては、徳之島唯一のリハビリ専門の療育園で勤務。
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