休日の過ごし方

ReportYuka Taguchi長崎-壱岐島離島移住コラム

移住前は、ほぼ土日は予定が埋まっていていました。
子どもの習い事や公園の付き添い、地域のイベント、家族でお出かけや買い物、実家の両親や親戚との食事、学生時代の友達や職場の飲み会など、分刻みでバタバタと動いていました。

移住してきたころは、コロナ禍ということもあり長崎県壱岐島でもほとんどのイベントは中止で、休みの日に家を出るのはスーパーのみ、しかも子どもは連れて行かず週末は家と家の周りだけという日々を過ごしましたが、子どもは引っ越してきたばかりで見るものすべてが珍しく、特に退屈することはなく、のびのびと生活をしていました。

夏ごろからはイベントなどが再開してきており、出かけることも増えてきていました。
一支国博物館での「いきはくシネマ」は子どもたちのお気に入りのイベント!!
島には映画館がないので、とてもありがたいです。
巨大スクリーンの前でゆったりとした椅子に座って映像を見るというのが子どもたちにとって、貴重な機会で開催を楽しみにしていています。ポップコーンも売っていて映画館さながらの雰囲気になっています。
子どもたちは「鬼滅の刃の映画が見たいのにな~。」と言っていますが、さすがにそれは出来ません。

いきはくシネマ
100円ポップコーン

また博物館では、子どもも参加できるワークショップや化学実験イベントなども充実しています。
岩石や海の生き物などをテーマにしたイベントがあり夏休みには毎週通いました。

キッズこうかがく研究所

夏休みのカエル先生のイベント

そして週1ペースで行っているのが7人家族の赤星家!!
こちらは移住前からの知り合いのファミリーです。
初めて会ったのは壱岐に来てからですが、「多言語活動広場セルラス」という団体に参加していたという共通点があって、赤星家は神奈川で、私たちは大阪の天王寺で活動をしていました。
その時はお互いに知らなかったのですが、わたしが移住のために習い事をやめると伝えたとき、その事務局の方に「関東から壱岐島に引っ越した家族がいるらしい」と教えていただき、直接赤星さんに連絡をとって、繋がりました。
お互いが移住前にしていた活動を、こちらでも続けようということで集まっています。
活動については色々な国の人々や言語に触れ、多言語・多文化を受容する能力を育む
ことを目的とした活動です。
具体的にしていることと言えば、多言語(英語、ロシア語、スペイン語、韓国語、中国語など)でのロールプレイ、他の国の遊び、外国の絵本を読む、外国人のゲストの話を聞くなどをしています。
といっても2家族なので、ほとんど遊んでいる雰囲気で、ママたちはお話ししながらわいわいやっています。

赤星家
セルラスのイベントで壱岐の紹介をする
動画を撮りに筒城浜へ

また大阪ではなかったような体験ができるイベントもあります。
原の辻一支国王都復元公園では泥の田んぼに裸足で入って、貴重な古代米の苗を昔ながらの手で植え付ける体験と収穫時期には石包丁を使って刈り取る体験をしました。
石包丁は弥生時代に穀物の穂を摘み取るために使っていた農具です。
手のひらサイズの石器で薄い方の刃で稲穂を削り取ります。
6月には「さなぶりの祭り」がありました。
種まき、田植えと稲作りを見守った田の神様が天に戻られるのを見送る行事のことです。
イベント参加者で植えた古代米の豊作を祈願して壱岐神楽「豊年の舞」の奉納の神事を見学しました。
古代からの変わらない風景の中で稲作の体験をするなんて壱岐でしかできない貴重な体験です。

田植え体験
石包丁を使った稲刈り体験

行きつけの公園は家から車で5分ほどのところにある弁天崎公園。
海も見えるし、ベンチもあるし、人気の公園です。
とはいえ、週末の大阪の公園でよく見る滑り台に行列ができるというほどの人ではありません。程よく、他にも遊んでいる人たちがいます。
大きな芝生が広がっており、ボール遊びもできるし、ターザンロープや大きな滑り台などの遊具も多いです。
そして公園の横にはおしゃれカフェがあります。
テイクアウトしたコーヒーを飲みながら公園で遊んでいる子どもたちをみるというのがわたしの大好きな時間です。

弁天崎公園
ロッククライミングの遊具

長男の壱岐少年サッカークラブ も平日に2日と土曜にあります。
移住前から習っていたので、壱岐でも習わせたいと思い、「壱岐 サッカー 小学生」 など検索すると唯一出てきたチームに入りました。
大阪で所属していたチームは学年ごとのクラスで、1クラスの人数も30名ほどだったのですが、今は幼稚園から小2.3年くらいまでは同じクラス。人数は約30名です。
ほとんどが男の子ですが、中には女の子もいて、学校や年齢、性別も超えて楽しく活動しています。
コロナ禍で大会などは縮小されているようで、1年生が出られる試合はほとんどありませんが、10月にはビーチサッカー大会があり出場しました。
高学年になったら、島外への遠征などもあり楽しみにしています。
サッカーをしている長男は本当に楽しそうで見ているだけで元気が出ます。

ビーチサッカー大会

土曜日の19時半から1時間は大阪の両親、東京の妹夫婦とリモート飲み会をしています。
お互いの近況報告をしたり、子どもたちが歌を発表して見せたり、男たちは日曜日の競馬の予想を言いあったりしながら、ワイワイと話します。
離れていても家族が集まる、私にとって大事な時間です。

こんな感じでなんやかんや楽しく過ごしていて、本来の週末って「ゆっくり過ごして次の月曜日に備える」ものでこれくらいのペースも良いのかなと思っています。
日常で子どもとウノをしたり、ドッチボールをしたりする時間なんて今まではなかったのですが、こちらではたっぷり時間があり、よく子どもと遊びます。
私がいなくても3人で縄跳びをしたり、マラソンをしたり、ひたすら石を削る遊びをしたりしていますが、これも今、ここでしか出来ないことだなと感じています。

リモート飲み会
ひたすら石を削る遊び

しかし、1月中旬時点で、壱岐でも再度コロナウイルスの第3波の影響があり、現在はほとんど外出しない状態に戻っています。
一日も早く、感染拡大がおさまり平穏な日常がもどりますように願っています。
また医療従事者の皆様に、心から感謝を申し上げます。